立春大吉(りっしゅんだいきち)のお札は、節分で整えた気持ちをそのまま「福を招く流れ」に乗せるための、心強い縁起物です。ここでは2026年の立春に合わせて、玄関の内側に貼る貼り方(画像つき)を中心に、貼る場所・貼り方・鎮防火燭(ちんぼうかしょく)との並べ方まで、わかりやすくまとめます。
- 立春とは|暦の上で春が始まる節目(2026年の立春は2月4日)
- 立春大吉とは|お札の意味と“福を呼ぶ”縁起
- 立春大吉はどこに貼る?|玄関・内側・外側で迷わない考え方
- 【画像で解説】立春大吉 玄関 内側 の貼り方(右側はどっち?)
- 【画像で解説】立春大吉 玄関 外側 の貼り方(門・外玄関に貼る)
- 立春大吉を貼る場所|門に貼る(内側・外側どちらでも)
- 立春大吉を貼る場所|家の中の鬼門に当たる位置(北東)
- 立春大吉を貼る場所|大切な部屋の出入り口(子ども部屋・仕事部屋)
- 立春大吉を供える場所|神棚と仏壇(貼れない家のための祀り方)
- 立春大吉のお札の貼り方|貼る方法と注意事項(穴を開けない工夫)
- 立春大吉 鎮防火燭(ちんぼうかしょく)貼り方|玄関内側に一緒に貼るとき
- 立春大吉のお札はいつ貼る?|貼る時間・いつまでに貼るか(2026年)
- 立春大吉のお札はいつまで貼るのか
- 立春大吉の処分の仕方|どんど焼き・納札所・自作札の扱い
- 立春大吉日と急々如律令(きゅうきゅうにょりつりょう)
- 立春大吉のお札を貼る意味とスピリチュアル|節分の厄落としと“家の結界”
- よくある質問|立春大吉のお札 玄関 内側 貼り方(画像)・鎮防火燭も
- 節分と立春についての記事
立春とは|暦の上で春が始まる節目(2026年の立春は2月4日)
まずは簡単に立春について。立春とは暦上で春が始まる日のことを意味します。日本では国立天文台の推算にもとづき、「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」が立春です。
立春にやること、立春について、立春のスピリチュアルについてはこちらの記事を読んでね!
2026年の立春は2月4日
2026年の立春は2月4日です。国立天文台の暦要項では、2026年は2月4日 5時02分(中央標準時)に立春の瞬間を迎えます。
立春は、二十四節気(にじゅうしせっき)の1つで、冬が終わり春が始まる節目の日です。二十四節気とは、季節の移り変わりを太陽の動きで区切ったもので、「立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒」と続きます。
立春は「1日」を指す言い方でもありますが、暦の文脈では立春から次の節気「雨水(うすい)」の前日までを「立春の期間」と呼ぶこともあります。2026年は雨水が2月19日なので、期間としての立春は2月4日〜2月18日が目安です。
立春は一年の始まり、と感じる人が多い理由
昔の日本の暦は、いまのような「1月1日で年が切り替わる感覚」だけではなく、季節の節目(節入り)を大事にしてきました。だからこそ、春の気配が立ちはじめる立春は、気持ちの上でも“新しい一年のスタート”として扱われやすいんですね。
ちなみに、よくある誤解として「グレゴリオ暦=太陽太陰暦」と説明されることがありますが、グレゴリオ暦は太陽暦です(旧暦のような太陰太陽暦とは別もの)。ここはスッと押さえておくと、暦の話が一気にわかりやすくなります。
立春大吉とは|お札の意味と“福を呼ぶ”縁起
立春大吉は、「春が来たことを喜び、幸せの到来を願う言葉」と言えるでしょう。それと同時に毎年立春の頃に禅寺の門に貼られたお札のことでもあります。立春の縁起物の一つなのです。
「立春大吉」とは、春先に蕾がしぜんと花開くように、天地自然の正しい神気をいただき、万民に福をもたらす縁起物です。
出雲大社相模分祠のサイトより
立春大吉はその漢字通り、春と吉を呼ぶ幸運の言葉であり、縁起物なんですね!
ちなみに上記のサイトから立春大吉のお札が購入?授与できますよ〜!
立春大吉はどこに貼る?|玄関・内側・外側で迷わない考え方
立春大吉のお札を貼る場所は「絶対ここに貼らなきゃならない」というものはありません。ただ、迷いやすいのが「玄関の内側/外側」「右側ってどっち?」という点です。
基本の発想はとてもシンプルで、立春大吉は“家の入口に結界をつくる”ようなもの。だから一番よく選ばれるのは、やはり玄関です。玄関は人も気も出入りする場所なので、ここを整えると「家全体が落ち着く感じ」が出やすいんですね。
ただし、マンションや賃貸で「外側に貼れない」「共用部に掲示できない」場合もあります。その場合は、無理せず玄関の内側を丁寧に整える貼り方で大丈夫です。
【画像で解説】立春大吉 玄関 内側 の貼り方(右側はどっち?)
立春大吉のお札を玄関の内側に貼る場合についてご紹介です。
- 玄関の外から向かって右側に貼る
- 大人の目線よりも上に貼る
ここで間違えやすいのが「右側」の基準です。ポイントは“玄関の外(外から家に入る向き)から見て右”。つまり、家の中から見ると左側になります。まずは深呼吸して、向きを整えてから貼ってくださいね。
下記の図を見てください。外側から見て右なので、内側からは左になります。

また必ずしも右側ではなく
- 内側の正面
- 内側の正面の上
に貼る方もいますよ〜。これも間違いではありません。大切なのは、あなたの家の事情に合わせて「貼れる場所で、気持ちよく守れる場所」を選ぶことです。
玄関の内側に貼るときの“ちょっと丁寧”なコツ
玄関の内側に貼るなら、貼る前に次の3つを意識すると、気分がぐっと整います。
- 玄関を軽く掃除して、たたき(床)を拭く
- 靴を出しっぱなしにしない(入口の気の流れを作る)
- 貼る場所のホコリを取ってから貼る
お札は“気分のスイッチ”にもなるので、貼る作業そのものを丁寧にすると、立春のスタートがきれいに切り替わります。
賃貸・マンションで「穴を開けられない」場合の貼り方
画鋲やピンで穴を開けたくない場合は、マスキングテープ+両面テープなど、壁に優しい方法が安心です。さらに丁寧にするなら、白い紙(半紙)で簡単な台紙を作り、そこにお札を固定してから壁に貼ると、見た目も整って気持ちいいですよ。
【画像で解説】立春大吉 玄関 外側 の貼り方(門・外玄関に貼る)
立春大吉のお札を玄関の外側に貼る場合についてご紹介です。
- 玄関の外から向かって右側に貼る
- 大人の目線よりも上に貼る
下記の図を見てください。

今度は本当に右側ですよ〜!
また必ずしも右側ではなく
- 外側の正面
- 外側の正面の上
に貼る方もいますよ〜。これも間違いではありません。
ただし、集合住宅では外側が共用部扱いのこともあります。ルールがある場合は無理に外側に貼らず、玄関の内側で丁寧にがいちばんです。
立春大吉を貼る場所|門に貼る(内側・外側どちらでも)
立春大吉を門に貼る場合もあります。この場合も内側に貼っても外側に貼ってもいいようですが、門に貼るなら外側に貼る方が多いです。
- 玄関の外から向かって右側に貼る
- 大人の目線よりも上に貼る
ようにしてくださいね!また、正面に貼っても大丈夫です。
立春大吉を貼る場所|家の中の鬼門に当たる位置(北東)
立春大吉を貼る場所で「家の中の鬼門」に貼るのも有名な貼り方です。鬼門は艮(うしとら)の方角、つまり北東。昔から“気が荒れやすい方角”とされ、そこに鬼よけの立春大吉を貼ることで、家に邪気を入れないという考え方につながります。
とはいえ、北東がすぐ壁になかったり、貼りにくい間取りもありますよね。その場合は「鬼門に無理に貼る」よりも、玄関や気になる場所を整えるほうが現実的で、気持ちも続きます。
立春大吉を貼る場所|大切な部屋の出入り口(子ども部屋・仕事部屋)
子ども部屋や大切な部屋の入口などにも立春大吉のお札を貼るのも縁起がいいですよ〜。
その場合も左右どちらかに貼るなら右側、そうなければ正面の大人の目線よりも上に貼ってくださいね!「勉強に集中したい」「仕事運を上げたい」など、目的がはっきりしている部屋ほど、入口の印は気分を整えてくれます。
立春大吉を供える場所|神棚と仏壇(貼れない家のための祀り方)
神棚がある場合は神棚に立春大吉のお札を供えてください。
神棚がない場合は、タンスの上に供えても大丈夫ですが、紙または半紙を1枚敷いて盛り塩をしてから立春大吉のお札を置くといいでしょう。
また仏壇に置かれる方もいます。大切なのは「踏まない・またがない」「高い位置で清潔に」の2点。気持ちよく手を合わせられる場所に、きれいに置いてくださいね。
立春大吉のお札の貼り方|貼る方法と注意事項(穴を開けない工夫)
立春大吉のお札の貼り方ですが
- のりやテープなどで貼る
- ピンなどでお札に穴をあけるのは避ける
- のりやテープは台紙の上に貼って台紙をピンに止めるのはオッケー
立春大吉のお札は縁起物です。寺社で授与されたものは祈祷・奉製の意図が込められていることも多いので、できれば穴を開けずに丁寧に扱うほうが安心です。
半紙または白い紙でお札が入るような袋を作ってから立春大吉のお札を入れ、その半紙に画鋲やテープなどを使って壁に貼ります。立春大吉のお札を額に入れて飾るのもいいです。
立春大吉 鎮防火燭(ちんぼうかしょく)貼り方|玄関内側に一緒に貼るとき
玄関に立春大吉のお札を貼る際、鎮防火燭(ちんぼうかしょく)のお札を一緒に貼る際は以下の点に注意してください。
- 玄関に向かって右側には立春大吉、左側に鎮防火燭のお札を貼る
- いずれも家の外側に文字がかかれた表面を向ける
鎮防火燭とは
鎮防火燭は「ちんぼうかしょく」と読みます。文字通り火の災いを鎮め、防ぐ意図をもつお札として知られています。立春大吉とセットで語られることが多く、玄関に貼るほか、火を扱う場所に意識が向くため台所に貼る家もあります。
もし「玄関に並べて貼りたい」なら、基本は右に立春大吉/左に鎮防火燭。高さはどちらも目線より上を意識しつつ、生活動線の邪魔にならない位置がベストです。
立春大吉のお札はいつ貼る?|貼る時間・いつまでに貼るか(2026年)
立春大吉のお札は、立春当日に貼るのがいちばん気持ちよく始められます。2026年の立春は2月4日で、立春の瞬間は5時02分。だから「早朝に貼る」という言い方は、暦の感覚としても自然ですね。
ただ、現実には「朝はバタバタする」という日もあります。そういうときは、立春当日にこだわりすぎず、立春から雨水の前日まで(2026年は2月18日まで)の間に、あなたの都合の良い時間で丁寧に貼れば大丈夫です。大切なのは「雑に貼らない」ことだけ。
立春大吉のお札はいつまで貼るのか
立春大吉のお札は来年の立春まで貼っておいて大丈夫です。約1年間貼りましょう!
「一年守ってもらった」と感じられるからこそ、翌年に新しいお札を迎えるときも気持ちが引き締まります。
立春大吉の処分の仕方|どんど焼き・納札所・自作札の扱い
前年の立春大吉のお札は、寺社で授与されたものなら神社のお札を納める箱(納札所)に持って行けば、通年納めることが出来ます。
また、翌年のどんと焼きで正月飾りと一緒に燃やすのが一番良いでしょう。
自分で書いたお札の場合は、白い紙に包んで塩で清めて処分する、または可能ならどんど焼きに託すなど、あなたが納得できる形で「ありがとうございました」と区切りをつけるのがおすすめです。
立春大吉日と急々如律令(きゅうきゅうにょりつりょう)
自分で書く人の中には、立春大吉と書くのではなく、
「立春大吉日 急々如律令」
という文字を書いて貼る人もいます。
急々如律令は、もともと中国の漢代の公文書に添えられた言葉が由来で、「急げ急げ、律令のごとく速やかに行え」という趣旨から、道教・陰陽道などでまじないの言葉として使われてきました。現代でも護符や札で見かけることがあります。
なお、古い資料や札では、文字の形が異なる(たとえば「喼急々如律令」と書かれる)例も確認されています。表記の揺れがあっても、読むときは「きゅうきゅうにょりつりょう」と理解しておけば大丈夫です。
立春大吉のお札を貼る意味とスピリチュアル|節分の厄落としと“家の結界”
立春大吉のお札を立春に掲げるのは、立春の前日である節分とも関係します。節分は季節の変わり目、そういう時に鬼がやってきて疫病や不幸をもたらすと考えられていました。2026年は立春が2月4日なので、節分はその前日の2月3日です。
立春や立夏・立秋・立冬等季節が変わる前の約18日間は、陰陽五行説において土性が支配し、土用の日と言われています。土用は土公神が支配する期間、土公神は荒神です。こういう時期は運気が乱れ邪気が生まれる、と考える流派もあります。
節分には豆をまいて邪鬼を追い払う…立春大吉も同じように邪鬼を追い払うために門に貼るようになったのです。
立春大吉のお札で鬼を追い払う昔話
立春大吉のお札で鬼を追い払うのは有名なお話があります。
驚いた鬼は家から出て行ってしまいます。おかげでその家は鬼から守られたのです。
立春大吉という文字は左右が対象で、縦書きにすると表からも裏からも同じように見えます。一度くぐったものの、まだ入っていない家があると勘違いしてそのまま門をくぐって鬼は外に出ていった、と言う逸話ですね。
こうして、立春大吉は邪気を追い払う縁起の良い言葉として門に貼るお札になったのです。
よくある質問|立春大吉のお札 玄関 内側 貼り方(画像)・鎮防火燭も
Q1. 立春大吉 玄関 内側 貼り方 画像のとおり「右側」は絶対?
A. 絶対ではありません。よく言われる作法として「外から見て右」がありますが、家の都合で難しいときは内側正面の上など、気持ちよく貼れる位置で大丈夫です。
Q2. 立春大吉 お札 玄関 内側に貼れない(スペースがない)ときは?
A. 玄関の壁が難しいなら、玄関ホールの壁、玄関から見える位置の高い棚の上(半紙を敷いて)などに切り替えてOKです。大切なのは清潔さと高さです。
Q3. 立春大吉 貼り方は「外側」が正解?
A. 外側に貼る家もありますが、集合住宅では難しいことが多いので、内側でも問題ありません。玄関を整え、気持ちよく守れる方法を選んでください。
Q4. 立春大吉 どこに貼るのが一番いい?
A. 迷ったら玄関が第一候補です。次に、家族が長く過ごす部屋の入口、鬼門(北東)側の壁などが選ばれます。
Q5. 立春大吉貼る場所は「目線より上」ってどれくらい?
A. 大人が立った状態で見上げるくらいの高さが目安です。高すぎて落ちやすい位置は避け、安定して貼れる高さにしてください。
Q6. 立春大吉の貼り方で、両面テープは失礼?
A. 失礼ではありません。むしろ安全に固定できる方法が大切です。壁を傷めない工夫(マスキングテープの上に両面テープなど)をすると安心です。
Q7. 立春大吉 鎮防火燭 貼り方 内側は、左右を間違えるとダメ?
A. 大きな問題になるものではありませんが、一般的には「右に立春大吉/左に鎮防火燭」が多いです。迷うならこの並べ方にしておくと落ち着きます。
Q8. 鎮防火燭は台所に貼ったほうがいい?
A. 火を扱う場所への意識が高まるので台所に貼る家もあります。玄関にセットで貼る・台所に貼る、どちらでも「続けやすいほう」を選んでください。
Q9. 立春大吉のお札はいつまで貼る?
A. 基本は来年の立春までの約1年です。新しい札を迎えるタイミングで、古い札を納めたりどんど焼きに託すと区切りがつきます。
Q10. 立春大吉日 急々如律令って書いてもいい?
A. 自作する場合に書く人もいます。意味や由来を知って、丁寧に扱えるなら良いでしょう(表記が揺れる例もあります)。
節分と立春についての記事
節分と立春についての記事は下記になります。



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