酉の日は金運アップ田植えはやってはいけないこと

2023年の酉の日についてです。
酉の日は金運に良い日と言われ、田植えをしてはいけない日なんだそうですよ！

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酉の日

酉の日は、干支（えと）である十二支のうちの酉が12日ごとに巡ってくる吉日です。
酉は10番目となります。東の方角の意味を持ち、「酉の刻」と言われる時間は17時から19時になります。

酉の日の読み方は「とりのひ」

酉の日の読み方は「とりのひ」になります。

干支と十二支

十二支とは紀元前の中国で、使われ始めた暦や時間を表すものです。
子（ね）、丑（うし）、寅（とら）、卯（う）、辰（たつ）、巳（み）、午（うま）、未（ひつじ）、申（さる）、酉（とり）、戌（いぬ）、亥（い）の12種類の動物によって構成されています。
昔の中国では年を数える時に使われていたのが木星の動きで、人々は木星の位置で年を数えていました。そして木星の公転周期が12年であるために天を12等分し他のです。これが十二支の起源となります。子から亥の12個の漢字は、中国で数を表していたんだそうですよ〜。
この十二支を王充（おういつ）という人物が動物の名前に変更し、現在の干支となったのです。

酉の日の金運、酉の日にやること

酉の日は金運に良いとされています。酉の日に関わらず、酉年も酉の刻も酉の月（9月）も金運に良いとされています。

酉の日が金運に良い理由

酉の日が金運に良い理由は

• 酉の方位が西（西は極楽浄土があり、風水でも金運を司どる方位）
• 酉という漢字は「作物が熟し完全な状態、収穫に適した状態」を意味している
• 酉の月は9月で実りの秋

などが挙げられます。

十二支、干支の漢字は動物を表している訳ではない

干支の漢字はそれぞれ動物と同じ発音を持っていますが、実は元は動物を意味している訳ではありません。
この酉という漢字も鶏などの「鳥」ではないのです。十二支の漢字はそれぞれが「植物の様子」を表していて「酉（とり）」という漢字は「作物が熟し完全な状態、収穫に適した状態」を表しています。

酉の月、酉の日に金運アップにお参りに行く

干支の酉がつく日は金運に良い！と言われ、特に酉の月である9月の酉の日にお参りに行くと、仕事運、金運、財運が上がると言われています。
これに年の干支が酉年となればさらに金運アップになりますよ！

酉の市は大鳥神社、11月最初の酉の日

酉の日よりも「酉の市」の方が有名かもしれませんね。酉の市は、鷲神社、酉の寺、大鳥神社など鷲や鳥にちなむ寺社の年中行事から始まったものです。
最も有名なものは花又村（現在の東京都足立区）の大鷲神社で、この近隣の農民たちが、秋の収穫を祝って鷲大明神に鶏を奉納したのが始まりだといわれています。この酉の市では熊手を購入して来年の運気アップを行います。

2023年酉の市と熊手一の酉はいつ三の酉がある年は火事が多い

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酉の市（とりのいち）は大鷲（おおとり）神社

2023年の酉の市は11月11日が一の酉、11月23日が二の酉、三の酉はなし

酉の市は11月の酉の日に行われますが、酉の日は12日ごとに巡ってくるので、11月に3度行われる年もあり、1度目を「一の酉」、2度目を「二の酉」、3度目を「三の酉」といいます。
2023年は、11月11日が一の酉、11月23日が二の酉です。
「三の酉まである年は火事が多い」とう言い伝えがあります。これは「宵に鳴かぬ鶏が鳴くと火事が出る」という言い伝えや、寒くなって火を使う機会が増えるためのようです。

酉の日にやってはいけないこと

酉の日にやってはいけないことのご紹介です。ただしこれは俗信となります。
迷信の一種なんですよ〜。

酉の日にやってはいけないこと、田植え

酉の日にやってはいけないことで有名なのはやはり田植えですね。

• 酉＝とりなので「人の命をとる」ということで忌み日となった

ということが理由おようです。

不熟日が酉の日になるのは３月６月９月１２月

不熟日（ふくじゅにち）という忌み日があります。これは東日本に多く伝わっているもので「この日に種蒔き・植え付けをすると実りが悪いとされる日です。
1月は子ねの日、2月は午うまの日、3月は酉とりの日とされ、以降3か月ごとに繰り返します。そのため、不熟日が酉の日になるのは３月、６月、９月、１２月でちょうど6月は田植えの時期…そのため酉の日に田植えをしてはいけない、となったのかもしれません。

酉の日にやってはいけないこと、葬式

これも一緒の語呂合わせで「酉」＝「とり」＝「取る」で人の命をとってしまうので、この日に葬式は避ける傾向にあります。

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