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2024年のお盆は8月13日から15日東京は2024年7月13日から-お盆の迎え方-送り火-迎え火とお盆で運気を上げる-お墓まいりのお作法

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2021年のお盆は8月13日から15日、お盆の迎え方、お盆で運気を上げる!お墓まいりのお作法

お盆の休暇はみなさん何をして過ごしているでしょうか?
今年はご自宅で過ごされる方も多いでしょう。

ご自宅で過ごされる方も、ご実家に帰られる方も、ご旅行に行かれる方も、ぜひお盆の由来や運気の上がる過ごし方を、確かめておきましょう。

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2024年のお盆はいつからいつまで?

お盆は盂蘭盆会(うらぼんえ)といい、7月15日を中心に7月13日から16日に行われます。近年は旧暦のことを考慮して8月15日を中心に13日から16日に行われることが多くなってきました。東京では7月15日が主流なようですね!

お盆の由来、目連さまの盂蘭盆会

お盆の由来は仏教の有名な目連様の逸話から始まりました。

お盆の話(目連様の話)

お釈迦様のお弟子様、目連さまは大変な修行をし神通力を得られて、人々のためにお働きになっていました。ある日、目連様は通りで仲よさげな母子の姿を見かけ、自分の優しかったお母様を思い出しました。お母様は何年も前に亡くなられています。
「母者は天国で何をされているだろう」そう思った目連様は神通力を使って、お母様を探しました。ところが天国にいるとばかり思っていたお母様は、何と飢餓地獄で逆かさ責めになっていたのです!
目連様は地獄にいるお母様に駆け寄り水を飲ませようとしましたが、持った瓶から火がわきあがり、助けることはできませんでした。
目連様は泣きながらお釈迦様の元へ走り、見たものを話し救いを求めました。そしてお釈迦様や他のお弟子様から、お母様の悪行を教えられました。目連様のお母様はとても優しい母親でしたが、自分の子供である目連様を可愛がるあまり道理に外れ、悪い行いをしてしまったのです。
目連様がまだ僧侶として修行を積んでいた時、お母様のいる村に皆と托鉢に出かけました。目連様愛しのお母様は他の僧侶の鉢には食事を入れず、目連様の鉢にのみ入れてしまいました。
目連様は自分のために地獄に落ちた母親を嘆き悲しみ、苦しみました。そして再びお釈迦様に救いを求めたのです。
お釈迦様は「過去を戻すことは難しい、しかし母上ができなかったことをお前が代わってすれば良い。間もなく僧侶たちが夏の修行を終え、皆が疲れ乾いて来るであろう。母上に代わって施しなさい」と目連様に教えました。そこで目連様は旧暦の7月15日に、百味百果(ひゃくみひゃっか)を用意し、大きな法要を行いました。
この食事にはたくさんの人々が集まり、笑顔と喜びの声にあふれました。
食事が終わって目連様がお釈迦様に会いに行くと、目連様のお母様が白い雲に包まれて地獄から天国へ登って行かれるところでした。
目連様は声をあげ、涙をこぼして喜びました。
そしてお釈迦様に「後の世の人もこのような行事を行えば、地獄に落ちたものも天国に行けますでしょうか」と問うと、お釈迦様は「もちろんじゃ、孝順な心(親を敬う心、ひいては先祖を敬う心)を持ってこの行事を行えば良い」と答えられたのです。

この逸話からお盆が誕生したのです。

運気の上がるお盆の過ごし方

お盆はただ単純にお供えをしてお坊様がお経を唱えるだけではありません。目連様のお話しからもわかるように、あの世でもその罪を贖えない先祖に代わって、良い行いをして得を積むことなのです。

そして、心を込めてご先祖様をお迎えしましょう。

精霊棚に綺麗な花とご馳走と、明るいろうそく、お線香を焚き、13日には早く帰ってこられるようにキュウリの馬を、16日は名残惜しくナスの牛を飾りましょう。どんな形でもここまで命をつないでくれたご先祖様です。どんな人でどんなことを喜ぶか、思いを込めて精霊棚を作るといいですよ。

たとえ大げさに精霊棚を作らなくても、季節の果物とお菓子を飾って手を合わせるだけでもいいのです。
そして人に優しく接し、良い行いを心がけましょう。積まれた徳は、あなただけでなく全ての運気を上げるでしょう。

ご自宅で過ごされる時も…

ご自宅で過ごされる方も多いでしょう。
ご自宅過ごされる場合は、ご自宅から心を込めてご先祖様に感謝を捧げるといいですよ〜。

お盆の仏壇飾り、きゅうりの馬と茄子の牛の作り方、飾り方

浄土宗、曹洞宗、日蓮宗、浄土真宗など宗派によって少しづつ違いがありますが、一般的に下記のものがお盆の仏壇飾りに必要なものになります。

お供えもの

先祖の好物が好まれます。食べ物がほとんどで、食べられる状態にして備えます。

真菰(こも・まこも)の敷物

仏壇の前に設置する棚に敷くゴザです。と書きます。真菰は稲の一種で体の毒素を出す作用があると言われており、お釈迦様は昔、真菰の敷物で病人を治療したという言い伝えがあります。

精霊馬

亡くなった方が買えっt来るための乗り物で、きゅうりを馬、ナスを牛とします。現世に来るのは馬で急ぎ、あの世へは牛でゆっくり帰って欲しいという意味があります。この行きと帰りに関しては地域によって逆の場合があるので注意しましょう。
作り方は簡単。おがら(皮を剥いだ麻のことで、お盆の迎え火や送り火でも使われます。ない場合は割り箸で代用しましょう)を適当な長さに切ったものを8本用意し、それをナスとキュウリにそれぞれ刺します。立てるように刺しましょう。
霊を向かい入れる13日には内側向けて飾り、送る16日には外側に向けて飾るようにします。

盆提灯

ご先祖様が家までの道を迷わないように、家紋や絵柄の入った提灯を門口や仏壇に飾ります。迎え火の火を使って灯すこともあります。
新盆の時は白い提灯を特別に飾ることが多いです。

水の子

ナスやきゅうりをさいの目に刻み、閼伽水(仏様に手向ける水。あかみずと読む。)と洗った米を混ぜ、水を張った蓮の葉の上に盛ったもの。お盆の間は、毎日新しいものを作ってお供えをします。

閼伽水

仏様に手向ける水のこです。上記の水の子に使用します。閼伽水の作り方は、器に蓮の葉を敷き、きれいな水を入れ、ミソハギの花(5〜6本くらいが標準みたいです)を添えるとできます。溝萩(みそはぎ)はお花屋さんで売ってます。この閼伽水、浄土から出て来るときについた悪霊を払うという意味もあるそうです。

蓮の葉

蓮の花が極楽浄土を象徴する花で最も位が高いものです。

精霊棚(盆棚)

仏壇の前(ない場合は仏壇の引き出しを利用することも)に置くのが一般的です。下にマコモを引いて笹で結界を貼ったりします。上にこれまで説明してきた盆飾りをおきます。

また飾る期間に関しても、東京と一部の地域だと7月に行いますが、そのほかの地域では8月です。

お盆飾りを本格的に行なって、迎え火や送り火を起こすことは結構大変です。ご先祖様が好きだった、と思われる菓子や飲み物を飾って、手を合わせて拝むだけでもいいものです。無理のない範囲で、お盆を迎えましょう。

お盆のお供え物の後始末の仕方、下げ方

お仏壇や精霊棚のお供え物や精霊馬はお盆の期間が終わったら、片付けます。食べられるお供え物は、お盆にお参りに来た方と分け合って一緒に食べるのがいいでしょう。また、毎日のご飯などをあげていた場合は湯気が出なくなれば下げてよいうと言われています。御霊体はお供え物の湯気を食べるんだそうですよ。

食べられるもの以外(精霊馬や水の子など)は下記の方法で片付けましょう。

お庭のある方は土に埋めて土に返す

お庭があれば土に埋めて土に返すのが一般的です。
昔は川に流したりしていましたが、現在は環境に配慮して土に埋める方法が一般的になりました。

お庭のない方は白い紙に包んで塩で清めて捨てる

お庭がない方は白い紙(半紙など)に包み、その上からお塩を少しふりかけて、それぞれの自治体の規則に沿って捨てましょう。

お寺さんで処分してもらう

檀家のお寺さんがあれば、そちらでお炊き上げしてもらえることもあります。相談してみましょう。

送り火と迎え火

宗派によっては行わないこともある迎え火と送り火ですが、ご先祖様がこの世とあの世を間違わないように焚かれるものです。

迎え火について

迎え火とはお盆にご先祖さまがあの世からこの世に帰ってくる時に、自分の家への道を迷わないように目印として焚く火のことです。

迎え火の作り方

家の玄関先や門の前などで「おがら」と呼ばれる麻の茎を燃やします。迎え火を焚く日は8月13日、または旧暦の7月13日が多いです。

  1. 盆提灯の火を灯す。
  2. 素焼きの焙烙(ほうろく)にオガラを入れて焚く。焙烙は家の門や玄関など置きます。
  3. 迎え火の前で合掌。

迎え火をお盆に行うのは?

もともと迎え火は、お盆のお墓参りで灯したロウソクやお線香の火を提灯に移し、その提灯の火を消さずに家に持ち帰って仏壇のロウソクへと入れ替えた時の火のことでした。それが時代とともに家の前でオガラを焚くようになったのです。

全国の有名な迎え火について

富山県、石川県を中心に行われている迎え火、御招霊(おしょうらい)がとても有名です。松明に火をつけて川べりを練り歩き「ご先祖さまが三途の川を渡って、灯りを頼りにこちらに帰って来られますように」ということを願います。

送り火とは?

お盆にこの世に来ていた先祖の霊をあの世へ見送るために焚く火のことを送り火と言います。

送り火のやり方

焙烙に麻の茎の皮をはいだ「おがら」や白樺の皮を乾燥させた「カンバ」を玄関先や家の前で燃やします。迎え火を焚いたのと同じ場所で行いましょう。
迎え火を焚く日は8月16日に行うのが一般的です。旧暦でお盆を行う地域では7月16日です。

麻は古来より魔除けの効果のある植物です。迎え火や送り火を焚く際に使用することで悪霊を呼び寄せないという意味が込められています。

マンションなどの集合住宅で火が使えない場合は、電池式の盆提灯を玄関で灯すといいでしょう。

全国の有名な送り火について

五山の送り火

京都四大行事の一つで、毎年8月16日に行われています。
・大文字山(如意ヶ嶽)で「大文字」
・西山および東山で「松ヶ崎妙法」
・船山で「舟形万灯籠」
・左大文字山で「左大文字」
・曼陀羅山で「鳥居形松明」
これら五山でそれぞれの山の文字を松明で灯し、お精霊さん(おしょうらいさん)と言われる死者の魂をあの世へ見送る行事です。

奈良の大文字送り火

奈良県の春日大社の境内で神式と仏式の慰霊祭を行った後に、高円山にて大文字の送り火を灯します。奈良の大文字送り火は日本最大級の送り火と言われています。

精霊流し(しょうろうながし)

長崎県各地・熊本県の一部と佐賀市で行われている行事です。
初盆を迎えた人は精霊船(しょうろうぶね)と呼ばれる船に故人の霊を乗せて「流し場」まで運びます。初盆ではない場合は精霊船ではなく藁を束ねた小さな菰に供物を包んで流し場へと運びます。

送り火にまつわる言い伝えやおまじない

送り火にまつわる言い伝えやおまじないを紹介します。

  • 大文字の送り火をコップの水や盃に注がれた酒に映して飲むと、願いが叶う、無病息災に過ごせる。
  • 茄子に穴をあけて大文字を見ると目の病気にならない。
  • 送り火の翌日に消し炭(カラケシ)を取りに行き水に溶かして飲むと、腹痛が治る、病気封じになる。
  • 送り火の消し炭を半紙や奉書紙で包み、水引をかけ玄関につるすと魔除け、厄除け、盗難除けに効果がある。
  • 迎え火や送り火の灰になったおがらを玄関から外に向け3回またぐと、家族の厄除けや無病息災に過ごせる。

お盆の先祖供養、お墓まいりは最高の運気アップ

お墓がある方はぜひ、お参りしましょう。ご先祖供養は最高の運気アップです。また、運気アップのためだけではなく、これまで命を繋いでくれたご先祖様に感謝しましょう。

お墓まいりのお作法

  • お掃除に使うのは新しい布巾やタオルを使う
  • 午前中のうちに終わらせましょう
  • お花はトゲのないもの、故人がトゲのあるお花が好きな時はトゲをとって備えましょう
  • 感謝と近況報告だけにして、願いごとはしないようにしましょう
  • お墓まいりをした後は麺類をいただくと、縁が強くなると言われています
  • お供えは持ち帰って、感謝していただきましょう

ここでもやはり亡くなられた方への心が、大切です。相手を敬い、大切に思う心があなたを守り、運気を上げることにつながっていくのです。

いつもよりほんの少し時間をとって、手を合わせてご先祖様に思いを馳せて、良い行いを心がけてくださいね!

遠方でお墓参りなどができない方は、今住んでいるご自宅でご先祖様にお花や果物を備えてもいいのです。そして、お線香をあげて手を合わせましょう。

またお盆休みの間に、素敵な恋愛の映画や小説、音楽を楽しんで自分もしっかり恋のリフレッシュをしておきましょう。ご先祖様が帰ってきているお盆に恋愛運を高めることにより、ご先祖様に恋の願いが伝わり、応援してもらえるかもしれません。

コメント 成功の口コミや疑問…読んでね!

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