2023年は日食が二度起こります。
2023年4月20日に金環皆既日食でこれは日本の限られた地域(関東、九州や四国)で見ることができます。10月15日に金環日食がありますが、こちらは日本では見ることができません。
この特別な日に特別な復活のおまじないを行いましょう。
2023年4月20日に金環皆既日食
2023年4月20日には金環皆既日食があり、日本では限られた地域で部分食が見られます。
インドネシア方面で起こる皆既日食に伴う日食なため、日本では午後に見流ことができます。
北側の限界線が日本を通るため、九州南部、四国南部、紀伊半島南部、東海から関東の海岸に近いエリアに限って見ることができます。限界線付近であるため、ごくわずかしか欠けません。その他の地域では日食になりません。
オーストラリアツアーが捗りそうですね〜!
日本国内のおもな地点における日食の予報
主な地点での日食予報 地名 食の始め 食の最大 食分 面積比 食の終わり 那覇 13時35分38秒 14時21分15秒 0.150 0.068 15時05分30秒 鹿児島 14時09分22秒 14時29分08秒 0.029 0.006 14時48分49秒 四万十 14時19分50秒 14時32分43秒 0.013 0.002 14時45分42秒 新宮 14時21分11秒 14時36分26秒 0.019 0.003 14時51分42秒 館山 14時30分22秒 14時40分43秒 0.009 0.001 14時51分13秒 小笠原 13時45分05秒 14時40分47秒 0.271 0.162 15時32分54秒
- 食分:月によって覆われた太陽の直径の度合い。
- 面積比:月によって覆われた太陽の面積の割合。
2023年10月15日に金環日食
2023年10月15日に金環日食は、北中米、ブラジルなどからです。日本では全く見ることができません。
日食について
日食とは、太陽、月、地球がほぼ一直線上に並び、地球から見て月が太陽の前を通り、太陽の一部または全部を隠してしまう現象です。「皆既日食」「金環日食」「部分日食」などがあります。
皆既日食
太陽と月の中心がほぼ重なり、太陽がすべて隠される日食です。
皆既中の数分間は空が夜のように暗くなり、肉眼でも太陽の外気層である「コロナ」の輝きが見えます。とても珍しい天体現象で、とくに皆既食の始まりと終わりに瞬間的に見える「ダイヤモンドリング」は感動的な天体ショーです。
金環日食
太陽と月の中心がほぼ重なるのですが、月が地球から遠く、月の見かけの大きさが小さいので太陽をすべて隠すことができない日食です。そのため、太陽と月がちょうど重なっているときにも太陽の外縁部分がリング状に見えます。金環日食では空は真っ暗にはなりません。
部分日食
月が太陽の一部だけを隠す日食です。
日食の時刻と欠け具合
日食の時刻(始まり、最大、終わり)は地域によって異なります。
6月21日 金環日食(日本国内では見ることができない)
日本国内では見ることができません。
2020年6月21日の部分日食
部分日食が見えました!
皆様も素晴らしい夏至の1日を。
12月14日 皆既日食
日本では見ることができません。
日食のスピリチュアルメッセージ
日食と言われてもピンとこない人が多いかもしれません。
太陽?月?が隠れるやつ…くらいな感じな人が多いでしょう。
現代では日食がなぜ起こるのか、ということがわかっています。しかもいつ起こるのかということまで解明しています。しかし、太古の昔…突如として太陽の光が陰り、暗闇に包まれる日食は非常に神秘的で神託を呼び起こすスピリチュアルな出来事でした。
日食に関する様々なことが解明された現代においても、日食に非常に大きなスピリチュアルメッセージが込められています。
日食と神話
太陽は全ての源…命の起源として様々な宗教や神話の中で最高神として崇められています。
その太陽が隠れてしまう日食は多くの神話を残しています。
日本最古の日食の記録、日本書紀の推古天皇
推古36年3月2日(西暦628年4月10日)三月の丁未の朔戊申に、日、蝕え盡きたること有り。
日本書紀に描かれている日本最古の日食の記録です。これは日食の後に推古天皇が亡くなったと書かれています。
日本神話の最高神は天照大神…彼女は太陽を司る神です。この天照大神といえば天の岩戸に隠れた「天照大神の岩戸隠れ」が有名な逸話ですね!
きっとこれは皆既日食による太陽の動きではないかと言われています。
アイヌの日食神話
魔神モシレチク・コタネチクチク・モシロアシタ・コタノアシタに日の女神らが連れ去られ、世界が暗くなるという話があります。
その暗くなるが日食ではないかという解釈があるそうです。
古代エジプトの日食神話
古代エジプトでは日食はアポピス(Apopis アペプ、アポピ、Apep)という大蛇が太陽を飲み込んで起こるとされていました。アポピスを退けるための「アポピスの書」という呪文書に書かれています。アポピスは太陽の神アトゥムやラーの敵…何度も死んでは復活し、太陽を飲み込みます。
インドの日食神話
インドではラーフという悪魔が太陽を飲み込んで日食が起こるとされています。
神々とアスラは不死の霊薬アムリタをめぐって争い、アムリタは神々の手にわたった。神々は集まってアムリタを飲んだが、その中にラーフというアスラが神に化けてアムリタを口にした。それを太陽と月が発見し、ヴィシュヌ神に知らせた。ヴィシュヌ神は円盤(チャクラム)を投げてラーフの首を切断したが、ラーフの首は不死になってしまった。ラーフの首は天に昇り、告口したことを怨んで太陽と月を飲み込んでは日食や月食を起こす悪星になったという。
北欧、ヴァイキングの日食の神話
北欧ではヴァイキングのスコルの神話が有名です。
ヴァイキングたちの伝承を記した『スノッリのエッダ』ではスコルと呼ばれる狼が太陽を常に追いかけており、狼が太陽に追いつくと日食になるという記述がある。そして、世界の終わりの日に狼はついに太陽を完全に飲み込んでしまうという。
キリスト教の日食
ルカ福音書の23章には、イエス・キリストが死した瞬間に世界が真っ暗になったという一説があります。これも日食ではないかと言われています。
日食のスピリチュアルメッセージ
世界中の日食ではないかと言われている神話を読むと、日食のスピリチュアルメッセージが見えてきます。
日食はまさに再生と復活、死と生を意味しています。
- リセット
- 死からの復活
- 再生
- 命
- 転換
これらが日食のスピリチュアルメッセージになるでしょう。
日食の時にしておくべきこと
日食の時は、自分の過去を見直して止まっていることをリセットして再び始めるといいでしょう。過去の恋や仕事に未練がある、これまでの人生で心残りがある人、これまでの人生がつまらなくて苦しかった人は、日食を見つめながらリセットして新しくなりましょう。
皆既日食のおまじない
皆既日食では太陽は数時間のうちに一度隠れて、再び生まれ替わってきます。この日食の時は、新しい自分を、こうなりたいと生まれ変わりたいおまじないや運気を変えるおまじないに向いています。
日食は昔から、不吉なことの象徴や悪いことの前兆なことが多い天体現象ですが、「太陽の復活=命の復活」としての意味もあります。
皆既日食の「復活する太陽」を味方につけて、運の流れを変えましょう。
おまじないのやり方
必要なもの
- 白い紙
- 黒ペン
- 塩(ひとつまみ)
やり方
皆既日食が始まる前に、紙を二つ折りにして、右にあなたが今の自分に無くしたいところを書き、左にあなたが理想としている自分の姿、変わりたい自分の姿を黒ペンで書き留める。そして再び書いた面を内側にして折りたたむ。
リストで書いてもいいし、「〇〇みたいになる」でもあなたが納得できる書き方ならなんでもオッケーです。
皆既日食が始まったら、二つ折りにした紙を両手で挟んで、自分が一度光とともに嫌なところ、変えたいところを無くし、再び光がともって新しい自分になって替わっていく様子を思い浮かべましょう。
日食が終わったら、紙は燃やして灰は普通に捨てましょう。
日食のおまじない、願い事
皆既日食の時だけではなく、部分日食や金環日食など「太陽がかける時」に願い事を叶えるおまじないと、願うといい事についてです。
日食では
- 一度リセットしてやり直す
- どうしても捨てきれないものに再チャレンジする
- 新しいことにチャレンジする
と言ったことを願うといいでしょう。
そして、日食の時には「変わること」「リセット」「再生」のおまじないが向いています。
日食にしたい再生のおまじない
とても簡単な日食おまじないです。日食の日に行いましょう。日食の日ならいつでも行えます。
利き手で塩を一つかみ握ります。願いを心に浮かべて、塩を握ったまま額に手をつけます。
そのまま喉、胸、鳩尾、臍、臍の下と順番に塩を握った手をつけていきましょう。
最後に臍の下にある手の中の塩に自分の中の悪いもの(黒い霧のようなものをイメージしてね)が全部吸い取られていくとイメージし、その塩を水で流します。手もよく洗います。
これで全てはリセットされて、運気の流れはよくなり、願いが叶うでしょう。
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