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コソタクマヤタク姑蘇啄摩耶啄の意味と効果

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コソタクマヤタク姑蘇啄摩耶啄の意味と効果

不安な時、何かを感じ取った時…そんな時に唱えたい真言や古神道の呪文いついてのご紹介です!

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コソタクマヤタク姑蘇啄摩耶啄の意味

古神道や古仙道の呪文とか真言とか言われているコソタクマヤタクについてです。

コソタクマヤタクは漢字で書くと姑蘇啄摩耶啄

コソタクマヤタクは漢字で書くと姑蘇啄摩耶啄とかきます。

姑蘇啄摩耶啄とは

コソタクマヤタクは姑蘇啄摩耶啄という書き方で、いくつかの作品に登場します。

  • 泉鏡花「沼夫人」にイボホクロ取りの呪文として「姑蘇啄摩耶啄」
  • 小池一夫、 小島剛夕「子連れ狼」に旅中の厄除けの呪文として「姑蘇啄摩耶啄」

青空文庫泉鏡花「沼夫人」
子連れ狼

ここでは姑蘇啄摩耶啄は「イボホクロ取りの呪文」と「旅中の災難よけの呪文」として出ています。

和漢三才図会の「姑蘇啄摩耶啄」は邪気よけ解毒

和漢三才図会(わかんさんさいずえ)は、寺島良安により江戸時代中期に編纂された日本の類書です。正徳2年(1712年)に書かれています。
この和漢三才図会には姑蘇啄摩耶啄は「一切の邪気を除く」呪文として記載されています。

  • 毎朝、日の出に向かって3回唱え唾を3度吐けば一切の邪気を除く
  • 胸の前で合掌して3回唱えればその日の厄除けになる

和漢三才図会は国会図書館で読むことができます。

コソタクマヤタクの意味

コソタクマヤタクの出自ははっきりとはわかっていません。
和漢三才図会の他には出口延佳(江戸時代前期の神職、国学者)が書いたと言われる「中臣祓瑞穂鈔」の中に記載があったと言われています。下記は神仙道誌から抜粋です。

瑞穂鈔上巻ニ日ク、或人云フ八幡宮御託宣ニテ毎朝東方ニ向ヒテ 姑蘇啄摩耶啄(コソタクマヤタク) ト云フ咒ヲ三度称シ三度唾ヲ吐ケバ其日ノ毒ヲ遁ルト云ヘリ(三度息ヲ吐クト云フ傳モアリ) 又或人云フ此咒ヲ毎日称ヘテ菌毒ヲ免レタル人ヲ見タリ、奇妙ノ咒ト云ヘリ。 予頃日三柳軒雑識ヲ見シニ解毒ノ咒トテ此咒ヲ載セタリ。八幡宮ノ託宣ト云フハ偽リナラン云々。唾ヲ吐クト云フハ日本ニテ附ケタル事ナラン。唾ヲ吐クモ祓ヲ修スル也ト上古ヨリ吾ガ国ノ傳ヘアリと見えてゐる。また此の咒は倭漢三才図会巻之五暦占部にも、姑蘇啄摩耶啄ハ解毒之神咒也。出於神書。毎日向東三タビ唱ヘ三タビ唾ケバ則チ一切ノ毒ヲ解ク。と出てゐる。

「瑞穂鈔上巻」によれば、ある人は八幡宮の託宣で、毎朝東方に向かって「姑蘇啄摩耶啄(コソタクマヤタク)」という咒文を三度唱えて、三度つばを吐くとその日の毒を避けることができると言いました(また、三度息を吐くという伝えもあります)。

また、ある人は、この咒文を毎日唱えて病原菌の毒から逃れた人を見たと言い、これは奇妙な咒文だと述べました。

私は以前、三柳軒の雑知識で、この咒文が解毒の咒文として記載されているのを見ました。八幡宮の託宣と言われていますが、それは偽りではないと思います。つばを吐くというのは、日本で加えられたものだと思います。つばを吐くというのは、祓いを行うという意味で、古代から我が国に伝わっていると思います。また、この咒文は「倭漢三才図会」巻之五暦占部にも、「姑蘇啄摩耶啄」は解毒の神の咒文であり、神書から出ています。毎日東に向かって三回唱えて、三回つばを吐けば、すべての毒を解くと記されています。

これを読む限りはコソタクマヤタクは八幡宮の神託だと伝えられているが、唾を吐くの部分は日本で付け加えたんじゃないか、といっていますね。
三柳軒雑識というのは程棨(ていけい)という人が書いた豆知識帳のようなもののようです。
姑蘇啄摩耶啄は下記のように二つに分けて唱えるようで…

  • 姑蘇啄=姑蘇は蘇州の別名
  • 摩耶啄=摩耶はお釈迦さまのお母様の摩耶夫人の摩耶

二つに分けて漢字から推測すると、上記のような意味になります。しかしこの「コソタクマヤタク」が漢字ではなく音写(音を文字へとうつしとったもの、夜露死苦(よろしく)のようなヤンキー漢字と同じ)であるかもしれません。
ちなみにサンスクリット語でマーヤーは、インドの宗教やインド哲学に現れる概念でブラフマーなどが用いる神の力・神秘的な力を意味していたものなんですよね〜。

この「コソタクマヤタク」のはっきりした由来はないものの、どなたか神力のある方が受け取ったのかもしれないですね!

コソタクマヤタク姑蘇啄摩耶啄の効果

「コソタクマヤタク」の効果についてです。

コソタクマヤタクの効果、解毒の神の咒文

「倭漢三才図会」に書かれており、もっとも信頼がおけるのが「解毒の咒文」というものです。

毎日東に向かって三回唱えて、三回つばを吐けば、すべての毒を解く

上記のように行えば、体内にあるどんな毒も解いて邪気を除く、どんな病気にもかからず病いも治るということです。「毎日東に向かって」は朝日に向かって行うとなるものも多いです。

コソタクマヤタクの効果、旅中の災難よけ

「子連れ狼」で読んだことのある方も多いかもしれませんが、「姑蘇啄摩耶啄」は旅中の災難よけとして使われています。使われ方は色々で

  • 姑蘇啄 摩耶啄と書いて持ち歩き、毎朝出発する前に唱えるとなお良く、一切の難に合わなくなる
  • 毎朝、東に向かって「姑蘇啄摩耶啄」と3回唱えて1回唾を吐くと、夜中、山中に迷い込んでも道が分かるようになり、悪獣悪鳥に遭っても害を受けることはない
  • 胸の前で合掌して3回唱えればその日の厄除けになる

というように使われています。

朝、家を出るときに不安を感じる、 旅に出る前に心配事が頭をよぎることもありますよね。そんな時、旅中を支えてくれる一つの「おまじない」として使われていたのですね!この呪文を唱えることで、外出先での災難や邪気等の禍・難から身を守り、同じ場所(家)に戻ってこられると言われています。

コソタクマヤタクのやり方、印

この「コソタクマヤタク」でよく聞かれるのが印の結び方、手の組み方です。
蓮華合掌か金剛合掌がよく使われるようです。

コソタクマヤタクの印、蓮華合掌(れんげがっしょう)

蓮華合掌(れんげがっしょう):手と手を合したときに、手のひらと手のひらをくっつけず、蓮華の花のつぼみのように、少し膨らんだ状態の合掌方法です。

未敷蓮華合掌(みふれんげがっしょう) | 成田山 東京別院 深川不動堂
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コソタクマヤタクの印、金剛合掌(こんごうがっしょう)

金剛合掌(こんごうがっしょう):手と手を合わせたときに、左手の指先を前方にずらして両手の指を交差させ、指先が交差するようにするとともに、掌をぴったりと合わせます。

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コソタクマヤタクを唱える

「コソタクマヤタク」は古くから伝わる不思議な呪文です。
大体において、手を胸の前で左手の指先を前方にずらして両手の指を交差させる金剛合掌を組みながら、「コソタクマヤタク」と三度唱えるだけで、自分が守られ災厄にも遭わず、辛い目にも遭わず体に溜まった悪いものも追い出せると言われています。
浄化がうまくいかない時、なんだか辛い時に是非唱えてみてくださいね!
ちなみにこの「コソタクマヤタク」ですが、「テクマクマヤコン」と似ているので元となっているのでは?なんていう説もあったそうですよ!

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