紫陽花はとても日本で親しまれている、お花ですね。
非常に丈夫でどんな環境にも強く、小さな花が集まってくる様子から商売繁盛、金運アップ、お金に困らない魔除けの花としてとても人気があります。
紫陽花を使ったおまじないも有名ですね!今回は紫陽花のスピリチュアルについてです!
紫陽花は縁起がいいスピリチュアル
紫陽花の花言葉が「家族団欒」「和気あいあい」「家族の結びつき」であるように、この花は一つの茎から多数の小さな花(実際には花ではなく、装飾的な萼(ガク)とも呼ばれる部分)が集まって咲いています。この特性が蜂の巣を連想させるため、紫陽花は商売繁盛の縁起物として商家の庭先や玄関に飾られることがあります。また、紫陽花はとても丈夫で、どのような土地でもよく育ち、地下茎から次々と新しい芽を出す旺盛な繁殖力も、縁起の良さを象徴しています。
蜂は努力家であり、繁殖力が旺盛であることから、古来より商売繁盛のシンボルとされてきました。その体色の黄色は金色を連想させ、財運上昇の象徴とされています。そのため、蜂の巣は縁起物とされ、家の軒先に吊るしたり、室内に飾ったりする家庭も多いのです。
紫陽花は、その小さな花が密集して咲く様子が蜂の巣を象徴するため、玄関に飾ると「千客万来」や「商売繁盛」をもたらすとされ、金運上昇の縁起物とされています。また、寒さに強く、どんな栄養状態の場所でも根を張る丈夫さから、商売を始める人々にとっては理想的な花とも言えます。
これらの理由から、紫陽花は金運上昇や商売繁盛を願う象徴として、日本の家庭や商家で頻繁に見かける花となっています。
紫陽花の花言葉
紫陽花の花言葉は、「移り気」「無情」「高慢」などがありますが、色によっては意味が変わります。
例えば、
- 白色の紫陽花は「寛容」
- ピンク色は「強い愛情」「元気な女性」
- 紫色は「辛抱」「知的」「忍耐」「神秘」「団らん」
- 緑色は「ひたむきな愛」
- 青色は「移り気」「浮気」
といった花言葉があります。
昔は「紫陽花」は結婚式で、移ろう花いろが「浮気性」「心がわり」ということで嫌がられましたが、近年では、「家族団らん」を象徴する紫色の紫陽花や、「ひたむきな愛」を表す緑色の紫陽花が使われるようになりました。
ヨーロッパでの紫陽花のスピリチュアルな意味
ヨーロッパでは、紫陽花の茎の皮を焚き、その煙を持ち歩くことで呪いを解くとされています。
これは紫陽花には毒があることがあり、その毒が呪いを追い払うと考えたのでしょう。
日本の紫陽花のスピリチュアルな意味は金運
日本では、愛知県の一部の地域で土用丑の日に他人の家の紫陽花を誰にもみられないように一本盗んで玄関に吊るすと厄除けや金運上昇、商売繁盛になるおまじないがありました。特に繁盛している商家の庭からとると効果が良い!と言われて、大きな商家やお金持ちの家の庭の紫陽花が狙われたそうです。盗む紫陽花に「今日の日に 紫陽花わいの福袋 紫ものぞ 我がものとしれ」と唱えてから飾ります。
愛知県蒲郡市金平町の補陀寺では、紫陽花を互いに盗みあう村人を嘆いて、境内に紫陽花をたくさん植えたと伝えられています。有名な紫陽花寺ですよね〜。
人の家の紫陽花は人の家の運気を持つ
この「他人の家の紫陽花を盗む」というのは「他者の運気を盗む」ということなのでしょう。
韓国に「福土盗」という術があります。この呪術も他者の運気を盗むものです。他にも貧乏を他人に移すおまじないもあります。
紫陽花は寒冷地でも荒れた土地でもよく育ち、深く根を張ります。そしてその地の栄養を吸って美しい花をつけるのです。この他人の土地で育った紫陽花を盗んで飾ると自分の運気が上がる、というおまじないはなかなか味わい深いものがあります。
これぞスピリチュアルの本髄ですね!
紫陽花のおまじない
上記以外にも紫陽花のおまじないはたくさんあります。
紫陽花は魔除けスピリチュアル
紫陽花は魔除けの花として有名です。飾っておくことで厄を払って悪いものを寄せ付けません!
紫陽花が魔除けになる由来
紫陽花が魔除けとして用いられる由来については、その独特な形状に関連があると考えられます。紫陽花の花は、一つの茎の上にたくさんの小花が集まって咲く様子が、古代の薬玉(やくたま)と呼ばれる魔除けのアイテムに似ているからです。薬玉は、古代日本で病気や災いを防ぐとされた魔除けのアイテムで、紫陽花の花の形状がこれに酷似しているため、魔除けとしての意味合いを持つようになったと考えられています。
兵庫県の相生市にある若狭野天満神社は、「あじさい神社」とも呼ばれ、紫陽花にまつわる信仰があります。ここでは、紫陽花を乾燥させた「魔除けあじさい」が授与されています。乾燥させることで1年中持つことができ、その期間中に魔除けの力を発揮するとされています。
また、若狭野天満神社は紫陽花の名所としても知られており、紫陽花の季節には多くの訪問者が訪れます。神社の境内や周辺には、さまざまな種類の紫陽花が咲き誇り、美しい風景を作り出します。
紫陽花には毒がある?魔除けの花は毒の花
紫陽花は全ての個体に毒性があるわけではありませんが、アルカロイド系の成分が含まれている個体があることがわかっています。
実際、紫陽花の葉を食べたり口に入れたりして中毒症状を起こした事件もありました。
紫陽花は毒のある花だからこそ、魔除けの花なのかもしれませんね!
風水では「庭の鬼門(東北)に植えると毒が鬼を払ってくれる」と言われています。
紫陽花は風水では玄関で金運
風水で最も有名なのは紫陽花を玄関に置くこと、金運が上がるとい割れてますよね〜。
それでは紫陽花を植える場合の風水的な良し悪しについて詳しく見ていきましょう。
紫陽花が風水で良いとされること
- 玄関で金運アップ
風水では、玄関に紫陽花を置くと金運に良いとされています。これは紫陽花が水を多く吸う性質を持っているからで、水は金運を象徴するとされます。 - 悩みの解消
紫陽花が多くの水を吸うという特性は、悩みや問題を吸収してくれると解釈され、精神的な安定に良いとされています。 - 鬼を追い払う
風水に限らず、伝統的な信仰によれば、裏鬼門に紫陽花を植えると、その葉や根に含まれる毒が鬼を追い払うとされます。 - 家族の結びつき
紫陽花は一つの茎から多数の小さな花が密集して咲くため、家族の結びつきを象徴し、縁起が良いとされます。
紫陽花が風水で悪いとされること
- 縁結びの妨げ
未婚の女性がいる家では、紫陽花が将来の縁を吸い取るとされ、恋愛運を下げると言われています。 - 大黒柱に影響
紫陽花の花の色が色褪せるため、家族の大黒柱に対して衰退の意味を持つとされます。 - 死を連想
紫陽花の花に見える部分が実際には萼片であり、その数が4つであることから、死を連想させるとされます。また、花に芯がないことが、家の芯に当たる大黒柱が無くなる(亡くなる)という迷信につながっています。
風刺で紫陽花を植える最適な方角
紫陽花の庭への植え付けにおいては、東、東南、南、南西が良いとされています。紫陽花は、半日以上日光が当たらないと花付きが悪くなるため、日当たりの良い場所を選ぶことが重要です。日陰のイメージが強い花ですが、全く日の当たらない場所は避けるべきです。
コメント 成功の口コミや疑問…読んでね!