すっかり年末ですね!
大掃除、終わりましたか?神棚を飾られている家は近年少なくなりましたが、それでもお正月には神棚のお神札(ふだ)を大掃除して交換するという方も多くいるでしょう。今回は神棚のお神札(ふだ)の交換時期などのご紹介です。
また、大掃除や年始年末の過ごし方や運気の上がるおまじないはこちら!





お神札(ふだ)の交換時期と方法
神社でお神札(ふだ)を出す時期は12月1日からが慣例となっています。このお神札(ふだ)を新年のお神札(ふだ)として一年間飾ります。
神様に感謝して失礼のないように掃除し、運気を上げていきましょう!
お神札(ふだ)を取り替える前に神棚をキレに掃除しましょう。
神棚掃除に必要なもの
- 綺麗な白い布巾を2枚(神棚を掃除するのは専用のものにしましょう。他のものを掃除たものを使うのはNG!神様に失礼です。)
- ハタキ(清潔なもので良いです)
- 半紙数枚
- エアーブラシ(あれば埃を払うのに便利です)
取り替えるものは
- 榊
- 新しい供物(塩、米、酒など)
- 新しい紙垂(しで)と注連縄(しめなわ)と雲
- 新しいお神札(ふだ)
お掃除する前に。口をすすいで、手を洗い身なりを整えましょう。
神棚掃除の時の注意事項
- 掃除の終わりと始まりに一礼してお声をかける(「これからお掃除をさせていただきます」「これでお掃除を終わります」など)。
- 神棚や神具を直接、床やテーブルに置かずに半紙の上に置く
- 水拭きしない(神棚は木でできているので、水濡れは歪みやカビの原因になります)
- お神札(ふだ)を取り出すときは半紙を咥えて、直接息がかからないようにします。
丁寧にお掃除をしてお神札(ふだ)を取り替えましょう。
神棚のお供えの配置
神棚のお供えの配置は下記のなります。間違えないように注意しましょう。鏡餅などのお正月用のものは中央に配置しましょう。
- 中央に「お米」
- 向かって右に「お塩」
- 向かって左に「お水」
また、神社の流派や地方によっては違う配置もあります。
お神札(ふだ)を取り替える時期
お札の交換については『絶対この日にお札を取り替えなければならない』という厳格なものは特に決まっていないようです。
大体が12月中に、年内に取り替えることが良いとされていますが、正月飾り(門松やしめ縄など)と同じで、「年末ギリギリは縁起が悪い!」とも…。
年末の29日は「九日飾り」、31日は「一夜飾り」
12月29日は「九=苦」に通じるとして嫌がられます。そして31日は「一夜飾り」でこれも嫌がられます。
そのため、お札の交換時期は12月29日よりも前に取り替えるのが最も良いでしょう。
年末は慌ただしく、大掃除もなかなか捗らないことも…。神棚のお掃除だけは28日前に終わらせて、スッキリしましょう!28日を逃してしまったら、30日もギリギリオッケーです!頑張りましょう!
古いお神札について
まずは古いお神札に、一年間お守りいただいたことに感謝を申し上げましょう。お神札を受けた神社の古神札納所等へ納めてお焚き上げをしていただくのが一番いいでしょう。遠くの神社で受けたお神札はは、近くの神社などにお焚き上げしていただけるか問い合わせてから納めに行くのがよいでしょう。
多くの神社では、大晦日から一月十五日(小正月)までの間に左義長やどんど焼等が行われ、正月飾りなどとともに古いお神札や、お守りなどがお焚き上げされます。ぜひ、足を運びましょう。
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