新年最初の辰の日に辰の日まいりをする…金運にとても効果がありますよ〜!
初辰の日についてご紹介です!2024年は1月5日が初辰となります。
初辰の日
初辰とはその年始まって最初の辰の日のことです。もしくは毎月最初の辰の日のことも初辰の日と呼びます。
辰の日についてはこちらも読んでくださいね!
辰の日とは干支である十二支のうちの辰が当たっている日のこと
辰の日は、干支(えと)である十二支のうちの辰が12日ごとに巡ってくる吉日です。
辰は5番目となります。
干支と十二支
十二支とは紀元前の中国で、使われ始めた暦や時間を表すものです。
子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)の12種類の動物によって構成されています。
昔の中国では年を数える時に使われていたのが木星の動きで、人々は木星の位置で年を数えていました。そして木星の公転周期が12年であるために天を12等分し他のです。これが十二支の起源となります。子から亥の12個の漢字は、中国で数を表していたんだそうですよ〜。
この十二支を王充(おういつ)という人物が動物の名前に変更し、現在の干支となったのです。
初辰まいり
さて、初辰の日といえば初辰まいりとなるでしょう。
初辰まいりで最も有名なのはやはり関西、大阪の住吉大社になります。
「すみよっさん」「はったつさん」と大阪風の呼び名も、いかに大阪人に愛されているかが分かりますね。さすが商人の街大阪…商売繁盛、家内安全、金運アップなら間違いなしです。
近年、1月の初辰まいりは二の辰に行われることが多いので、ぜひ確認してから行ってくださいね!
住吉大社のお参りは種貸社、楠珺社、浅澤社、大歳社の四社をまわる
住吉大社は商売繁盛、家内安全、金運アップのご利益があるとして、とても人気のなる神社です。
特に初辰まいりが有名で、この初辰まいりは「はったつさん」の愛称で地元で愛されています。「はったつさん」の「はったつ」が「発達」と語呂合わせで「商売が発達する」とも。
遠方から訪れる人も多く、初辰の日は早朝から大勢の参拝客でたいへんにぎわいます。
種貸社、楠珺社、浅澤社、大歳社の四社をそれぞれにお参りするのが慣わしとなっています。
初辰まいりは4年を一区切りとして48回参拝
住吉大社では毎月最初の辰の日に参拝すれば、より一層、力を与えて守り助けてもらえると言われています。この「毎月最初の辰の日に参拝」を続けて、4年を一区切りとして48回参拝すれば満願成就となります。 この48回参拝するのは四十八辰「しじゅうはったつ」と始終発達の語呂合わせになります。4年間月参りを続けられるというのは、それだけ無事商売繁盛していることでもあるわけです。
初辰まいりの巡拝ルート
初辰まいりの巡拝ルートは
①種貸社⇒②楠珺社⇒③浅澤社⇒④大歳社
となっています。
初辰まいりの巡拝ルート1、種貸社(たねかししゃ)
種貸社(たねかししゃ)は元種を授ける神さまです。
初辰まいりでは1番最初にお参りして「願いの種」を授かります。
ご祈祷を受けた方のみ「お種銭(おたねせん)」を授かることができます。これを商売などの元手に加えて、資本充実の祈願をします。
また、子宝のご利益もあり、殿内にはお子様を授かった方が奉納した「種貸人形(たねかしにんぎょう)」がたくさんありますよ〜!
ご利益:資金調達・子宝・知恵
祭神:倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
■初辰まいり受付時間 : 午前6時~午後3時半
■祈祷料 : 1,100円
初辰まいりの巡拝ルート2、楠珺社
楠珺社(なんくんしゃ)は初辰まいりの中心と言える神社です。
初辰まいりでは2番目にお参りして「願いの発達」を祈ります。
楠珺社は地元では「はったつさん」と親しまれ、古くより商家から篤い信仰を受けております。
この楠珺社で最も有名なのは「招福猫(しょうふくねこ)」!
この招き猫は左手挙げが「人招き」右手挙げが「お金招き」のご利益があります。奇数月は左手を、偶数月には右手を挙げた招福猫をご祈祷により拝領することができます。
招福猫を毎月集め、48体そろうと満願成就の証として、納めるとて一回り大きな招福猫と交換、今後の繁栄を祈願してもらえます。
ご利益:商売発達・家内安全
祭神:宇迦魂命(うがのみたまのみこと)
■初辰まいり受付時間 : 午前6時~午後3時45分
■祈祷料 : 1,500円
※楠珺社は平素より神職が奉仕をしております。
初辰まいりの巡拝ルート3、浅澤社
住吉大社の弁天さんといえば浅澤社(あさざわしゃ)になります。
浅澤社は初辰まいりで3番目にお参りします。「芸事や美容の願い」に福を授かることができます。
弁天様は女性の守護神として有名で、住吉大社参拝の際は女性は必ずお参りされた方がいいでしょう。また芸能上達のご利益から、芸能人や職人といった芸事の成功を願う方の参拝も多いです。
ご利益:芸能上達・女性守護
祭神:市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
■初辰まいり受付時間 : 午前6時~午後4時
※祈祷は大歳社にて承っております
初辰まいりの巡拝ルート4、大歳社
大歳社(おおとししゃ)は収穫集金の神様です。
大歳社は初辰まいりでは4番目にお参りします。「心願成就」のご利益があります。
ご祈祷を受けた方は小石に「大」と書かれた「大歳守(おおとしまもり)」が拝領できます。大歳守は集金のご利益があると有名です。
また大歳社の境内には「おもかる石」というのがあります。これは願いを占う石として知られており、初辰日は特に行列ができています。
ご利益:集金満足・心願成就
祭神:大歳神(おおとしのかみ)
■初辰まいり受付時間 : 午前6時~午後4時
■祈祷料 : 1,000円
初辰まいりで「みのりまいり」
初辰まいりの日のみ行っているのが「みのりまいり」です。「みのりまいり」は御神米(ごしんまい)を受領できるお参りです。
種貸社、楠珺社、大歳社でご祈祷を受けたら、ご祈祷1回につき「稲種引換券」を1枚もらえます。次の初辰日にこの券を種貸社へ持参し、順番にお参りすると最終地の大歳社にて、御田(おんだ)で収穫された御神米(ごしんまい)を受領できます。 この「みのりまいり」で一層のご利益をいただけるのです。
「みのりまいり」の順番
- 種貸社で「稲種引換券」と「籾種(もみだね)」を交換する。願いの元種は資本調達の意味。
- 楠珺社で「籾種」を持ち「稲穂(いなほ)」と交換!豊かに実った稲穂は商売が発達する意味。
- 最終地の大歳社で、一粒万倍の「御神米(ごしんまい)」を授かりましょう。ご飯に混ぜて食べると言いそうですよ〜!
5月の初辰大祭は楠珺社の年に一度の大祭
5月に行われる初辰大祭は楠珺社の年に一度の大祭になります。
一年で最も大きなお祭りです。
この時、楠珺社では4年間毎月かかさず祈祷された方に、満願札という御神札(おふだ)が授与されます。境内では、福の餅撒きが行われ、御神酒をいただくことができます。
■受付日 : 毎月初辰日
■時 間 : 午前6時半頃~午後3時半
2024年令和6年住吉大社初辰日一覧
1月 | 17日(水) |
---|---|
2月 | 10日(土) |
3月 | 5日(火) |
4月 | 10日(水) |
5月 | 4日(土) |
6月 | 9日(日) |
7月 | 3日(水) |
8月 | 8日(木) |
9月 | 1日(日) |
10月 | 7日(月) |
11月 | 12日(火) |
12月 | 6日(金) |
コメント 成功の口コミや疑問…読んでね!
こんばんはー。
初辰さんの記事が追加されていて驚きました。
1つ気になったので、差し出がましいかとは思いつつ書き込みしました。
大阪の住吉神社はおおもとなので正しくは住吉大社です。
神社と大社の違いはご存知かと思います。
そして、1月だけは初辰参りがあるのは二の辰になることが多いです。
今日行っても初辰参りのご祈祷とかの申込が普段と違ったような気がします。
毎月お参りしている大阪人として、少し気になりました。
失礼しました。
大阪付近にお住まいなんですね!!!羨ましいです…!!!
そうですよね…住吉大社でした…申し訳ありません。
1月の初辰参りがあるのは二の辰になることが多いんですね!教えていただいてありがとうございます!