春や秋になると迷子のペット、迷子の猫ちゃん、迷子のわんちゃんが多くなるようです…。愛犬や愛猫が家から出てしまった時のおまじないです。ついうっかり迷子になってしまった猫ちゃん、ワンちゃんが戻って来ますように。
猫や犬が帰ってくるおまじない
いつも使っていたお皿やボールにミルクと餌を少量入れ、青いキャンドルを灯します。
「迷子になった私の大切な(ペットのお名前)。どうか今日、戻ってきて。とても心配しています」と唱えます。キャンドルは燃え尽きるまで灯しましょう。
迷子のペットが帰ってくる青いリボンのおまじない
ペットが逃げ出してしまったら、逃げたペットが戻ってくるようにこのおまじないをしましょう。ブルーのリボンを用意して、迷子になった猫ちゃん、わんちゃんが寝ていた場所やお気に入りの場所に、ブルーのリボンを丸く円になるようにおいて、端と端を結びます。ブルーのリボンは水曜日を司るマーキュリー=ヘルメースの色なんですよね。
マーキュリー、ヘルメースは知恵の神様、そして旅の神様…彼のカラーのリボンを輪にすることは無事に戻ってくることを意味しています。
これで、わんちゃん、猫ちゃんは無事に戻ってくるでしょう。
猫が帰ってくる和歌のおまじない
とても有名な迷子の猫のおまじないです。
猫が帰ってくる和歌
猫が帰ってくる和歌は下記の和歌になります。小倉百人一首に収録されている中納言行平の16番歌です。
『立ちわかれ いなばの山の峰におふる 待つとしきかば 今帰り来む』
読み方
たちわかれいなばのやまのみねにおふる
まつとしきかばいまかへりこむ
意味
貴方と別れ因幡の国へ行っても、稲羽山の峰に生える松のように貴方が待つと聞いたならすぐに帰ってきます。
因幡守として遠方に赴任する際に、見送りに来てくれた人へ贈った歌です。
「すぐに帰ってきます」とは言っていますが、実際は任期終了までは簡単に帰れなかった為、不安や孤独も感じさせる歌となっています。
作者について
作者は中納言行平(818年〜893年)です。
在原行平(ありわらのゆきひら)として知られる、平安時代の歌人・公家で在原業平(17番歌)の異母兄です。阿保親王の息子でもあります。
猫が帰ってくる和歌のおまじないのやり方
このおまじないにはいくつかのやり方が存在します。
- 上の句(「~おふる」まで)を紙に書き、猫が使っていた食器の下に置き、猫が帰って来たら、上の句を書いた紙に下の句を書いて燃やす。ちなみに置き場所は猫がいつも食事していた場所と玄関のどちらかだそうです。
- 句をすべて紙に書き、東の方角の壁に貼っておく
- 下の句(「待つとし~」以降)を紙に書き、玄関の人目に触れない場所に貼る
全部やって叶った方もいます。一番上の上の句を書くのが有名ですね!
またこの猫が戻ってくるおまじないを、人にやっても戻ってくることがあるとか…復縁のおまじないとしても有名です。
された方は、相手の方が使ったことのある茶碗の下に置き、玄関に飾っておいたら復縁できた、というのが多かったです。下の句を玄関に貼るおまじないで復縁されたという方も結構いました。
猫が帰ってくる和歌のおまじない画像
この小倉百人一首の画像を貼っておいてもいいそうですよ。
猫が迷子になった時の探し方
猫が迷子になったときの対応方法は次のとおりです。
- 近隣を探す: 猫は特に夜行性であるため、夜間に近くを探し回ると良い結果をもたらす場合があります。また、物陰や狭いスペース、高い場所など、猫が隠れる可能性のある場所も忘れずに確認してください。
- 声をかける: 猫の名前を呼びながら探すと、あなたの声に反応して姿を現す可能性があります。
- 食べ物を置く: 猫の好きな食べ物やおやつを家の近くに置くと、匂いを嗅いで帰ってくる可能性があります。
- 知り合いや近隣の人々に知らせる: 近隣の人々や知り合いに猫の写真や特徴を示し、見かけた場合には連絡をしてもらうよう依頼します。また、獣医師や地元のペットショップにも情報を伝えるとよいでしょう。
- SNSや地元コミュニティに投稿する: 迷子の情報をSNSや地元の掲示板、ペット専用の迷子掲示板に掲載し、多くの人々に知らせることも有効です。
- 動物保護施設やシェルターに問い合わせる: 迷子の猫が保護された場合、動物保護施設やシェルターに連れて行かれることがあります。定期的に問い合わせを行い、猫の写真や特徴を伝えてください。
- 迷子ポスターを作成する: 迷子ポスターには猫の写真、特徴、名前、あなたの連絡先などを記載します。これを近隣の電柱や公共施設、ペットショップなどに貼り出すと良いでしょう。
- マイクロチップやタトゥーをチェックする: 猫がマイクロチップを挿入していたり、タトゥーがある場合、それをチェックすることで猫の所有者を特定することができます。このため、見つけた猫があなたの猫であるか確認する際には、これらの情報もチェックしてください。
- トイレの砂を家の周りにまく
- 猫の行動範囲は500メートル、その範囲で猫が隠れそうなところを探す(時には何キロも先で発見されることもあります。)
- 迷い猫の張り紙をする
- 探す時は洗濯ネットにかりかりを入れて振り回し、匂いを拡散(ネットは保護の時に使う)
- 警察、保健所、清掃局、愛護センター、市役所(市民から野良猫的な苦情が入っていたら教えてくれるように頼むといいそうです)に迷子猫の問い合わせと保護をお願いする
このような方法で猫を探す一方で、猫が帰ってきたときに安心して過ごせるように、家の中を整理整頓するなどの対策も忘れずに行ってください。
迷い猫を帰してくれる神社、猫返し神社「立川水天宮 阿豆佐味天神社」
そして、東京にお住まいなら猫返し神社にお参りするのもありでしょう。この神社は、東京の立川にあります。
所在地: 〒190-0031 東京都立川市砂川町4丁目1−1
電話: 042-536-3215
立川水天宮 阿豆佐味天神社
山下洋輔氏と「猫返し神社」
境内では軽快なジャズが流れています。その音楽はジャズピアニストの山下洋輔氏が奉納したものだそうです。この神社を「猫返し神社」として一躍有名にした方ですね!
山下洋輔氏はご自身の愛猫が行方不明になった時、数キロ先まで探しても見つからず、万策尽きてふと、通りがかったこの立川水天宮 阿豆佐味天神社にお参りをしたそうです。
その後、数日後に猫は帰ってきました。そのことをご自身の著書で書かれ、さらにこの神社に蚕影神社(こかげじんじゃ)という蚕の守り神さまがおり、蚕の天敵ネズミを捉えるのは猫!ということで「猫返し神社」の由来となりました。
境内には猫がいなくなって困っている方の絵馬がたくさん奉納されています。
全ての猫ちゃんが帰ってきますように!
コメント 成功の口コミや疑問…読んでね!
本当に、帰ってきますか?
猫ちゃんかわんちゃんか、家出されてしまったんですね。
「いなばの山」の歌で帰ってきた、と言う話はよく聞きます。
心配ですね…。
保健所や警察への連絡、ポスター張りなどされているのでしたら、ぜひ試してみてくださいね!
願いが叶いますように!
それと、二つ目と三つ目はもし帰ってきたらどーすればいいんですか?
捨てればいいのですか?
帰ってきた場合はお礼を言って普通に処分しましょう。
わんちゃんか猫ちゃんが戻ってきますように!
一つ目のやつをやりたいのですが、縦書きですか?
横書きで大丈夫ですよ。
わんちゃんか猫ちゃんが戻ってきますように!
いつも、エサをあげてた、ノラネコで子猫が、田んぼの井出に、落ち、1週間に、なるが、どうなったか心配です、助かったのでしょうか?あの時どんなかして、助けるべきだったと後悔してます。
猫ちゃん…。かわいそうなことをしましたね…。もしかしたら、誰か助けてくれたかもしれません…。
もしご飯をあげた時にお椀を使っていたなら、『立ちわかれ いなばの山の峰におふる 待つとしきかば 今帰り来む』のおまじないをしてみてくださいね!
猫ちゃんが元気でいますように…。